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統合失調症

相談の多い病気

思春期後期から成人期にかけて多くみられる病気です。100人に1人の割合でみられる病気ですので、周囲の方が少しでもおかしいと感じられたら、できるだけ早く受診してください。

統合失調症

思春期後期から成人期にかけて多くみられる病気です。
100人に1人の割合でみられる病気ですので、周囲の方が少しでもおかしいと感じられたら、
できるだけ早く受診してください。
典型的な症状
幻覚・・・声がきこえてきて、悪口を言う、自分の行動を命令するなど
妄想・・・監視されている、つけられている、盗聴される、知らない他人が自分のことをうわさしている、テレビが自分のことを言っている、自分の情報が流出している など
自我障害・・・自分の考えや行動が操られている、自分の考えが周囲に漏れているなど
思考障害・・・頭の中が混乱して考えがまとまらなくなる
その他、いろいろな症状がみられます。
独り言を言っていたり、独りで笑っていたりといった症状もみられることがあります。
しかし、幻覚や妄想は、本人にとって、現実のものと感じられるため、発病を自覚できないことが少なくありません。
本人より先に、家族や友達が異変に気がつくことが多くあります。
治療について

治療の中心は薬物療法です。早期発見、早期治療がとても大切です。
しかし、患者さんとの信頼関係が築けなければ、薬を継続して飲むことは負担になりますし、再発したときにもう1回薬を飲むことを拒絶されることもあります。患者さんとの対話を重視し、信頼関係を築くようにしています。

また、幻覚、妄想がおさまれば、リハビリテーションを併用し、社会復帰を考えていくことが大切です。
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